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「ん~?全員揃ったな・・・・
じゃあ、クジ引きにこい」
ラウジがそういうと全員が前へ行き、クジを引く。すると、あちこちで数字や最悪だぁーーなどと言った言葉が飛び交っていた。
「俺らも行こうか?」
「そうですね。行きますよ、お二人さん??」
と、イファンとリミーに催促と言葉をかけアナルは行った。
イファンは、考え事をしその姿をリミーは、心配そうにみていたのだ。
イファンの考え事はというと…
『あの先生、何か勘づいてるんだよね…
さすがに僕が【恐与の死神】とは、思ってないみたいだけど・・・・・・・
やっぱ、魔力が0に近いからかな?』
イファンの魔力は、50なのだ。
50は、生まれたばかりの赤ん坊の平均値だ。
15歳ならば、普通1000ぐらいなものだ。
逆に無さすぎて、ラウジはイファンを疑っている。
でも、50という数字は考えがあってのことなのだ。
魔力が50あれば身体強化の第一歩が出来るのだ。しかし、生命維持に魔力が10必要なのだ。
だから、ギリギリで魔力を使うことはできないのだ。
そして、リミーはイファンの顔が悲しみ混じったように見えたため見ていたのだ。
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