【壱】・落ちこぼれ

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「ん~?全員揃ったな・・・・ じゃあ、クジ引きにこい」 ラウジがそういうと全員が前へ行き、クジを引く。すると、あちこちで数字や最悪だぁーーなどと言った言葉が飛び交っていた。 「俺らも行こうか?」 「そうですね。行きますよ、お二人さん??」 と、イファンとリミーに催促と言葉をかけアナルは行った。 イファンは、考え事をしその姿をリミーは、心配そうにみていたのだ。 イファンの考え事はというと… 『あの先生、何か勘づいてるんだよね… さすがに僕が【恐与の死神】とは、思ってないみたいだけど・・・・・・・ やっぱ、魔力が0に近いからかな?』 イファンの魔力は、50なのだ。 50は、生まれたばかりの赤ん坊の平均値だ。 15歳ならば、普通1000ぐらいなものだ。 逆に無さすぎて、ラウジはイファンを疑っている。 でも、50という数字は考えがあってのことなのだ。 魔力が50あれば身体強化の第一歩が出来るのだ。しかし、生命維持に魔力が10必要なのだ。 だから、ギリギリで魔力を使うことはできないのだ。 そして、リミーはイファンの顔が悲しみ混じったように見えたため見ていたのだ。 .
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