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「イファン、何番だった?
俺、13番。真ん中ぐらいだな…」
「ん?18番だよ。最後らへんだね・・・」
クラスは、全員で40人。同じ番号同士とやるので数字は20までとなる。
「良かったです。私は、3なのであたりません」
「私は、12ね!カイの前よ」
「皆、かぶってないね!」
「そうだな・・・いやぁ~、リミーに当たったらどうなるッ!!!!」
カイの顔がみるみる血の気が引くのがわかる。
「どういうことかしら??!!!!」
般若の姿となった、リミーがどんどんカイに近付いていく。その手には、風がまとわりついていた。
魔法を発動しているのだ。
「いや・・・・ね?
すみませんでしたぁ~~!!
リミー様と対戦したかったですーーーー!!!!」
リミーは、所謂"戦闘狂"なのだ。性格がガラッと変わるのだ。
「そうね…
楽しみね!次、当たった時・・・・・・・ふふっ」
『ヤ・バ・イ!!!!俺、当たったら、確実に殺される~~~~!!!』
『『御愁傷様(だね)(です)』』
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