【零-上】・崩れかけの世界

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【恐与の死神】 彼は、そう呼ばれた。 存在だけで恐怖を与え、死神のごとく命を絶っていく姿──… 彼の存在は、威圧は、全てを恐怖に落とした。 そして、彼も自分を人を恐れ始めたのだ─────… 「恐い・・・??僕のこと…」 .
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