絶望の始め。

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絶望の始め。

見るのも見られるのも もう沢山だ… いっそこの目が見えなければ 綺麗じゃない物は見なくて済むのに… いっそこの耳が聞こえなければ 怖い言葉を聞かなくて済むのに… 誰にも関心を持っていなくても 誰にも心を開いていなくても 誰がそれに気付けるだろう… 僕の心なんて 誰にも見えないのに…… 気付かれれば楽なのに… 気付かれたら嫌われる… 矛盾が僕の中にある事も 誰も気付いてはくれないから… 僕は世界に絶望する◆
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