【銀時】★きっど☆★様

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「これが最後のチャンス、何て願い事した?」 ここで言わなければまずいと、純ははっきりと感じた。 先ほどの口づけが、彼が本気であることを裏付けている。 「それは…。」 「それは?」 あまりにも余裕をみせる彼に、顔をそむける。 「……今年も銀ちゃんと仲良くいられますように、て。」 絶対言いたくなかった。 恥ずかしさから顔の赤さが増していく。 すると、優しい手が頭にのせられた。 「よくできました。」 恐る恐る顔をむけると、そこにあったのはにっこりと微笑んだ青年の顔。 実に満足そうな彼は、ぽんぽんと純の頭をなでる。 してやられた。 そんな感じになった。 「ずるい…。」 「ん?」 「私ばっかりずるい!!」 急な言い分に、彼はきょとんとした。 頭にはクエスチョンマーク。 「むー…私だってたまには優位に立ちたいの!」 そう言い、純は恥ずかしさをこらえてこちらから口づけた。 彼は一瞬驚いていたが、すぐに応じはじめる。 しばらく口づけをして唇を離すと、銀時は非常に嬉しそうにして 「俺もう満足だわ。」 そう口にした。 【今年も甘く過ごしましょう】 今年も 来年も ずっと君と過ごしたい。 (で、なんてお願いしたの?) (知りたい?) (うん) (純とずっと甘いままでいたい) (////バカじゃないの!?) fin
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