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昼休みってゆうのはいつも五月蝿い位賑やかで特に校庭には元気な奴らが走りまわっている。
その中で1番輝いている君はいつだって皆の中心で笑っているんだ
そんな様子をいつも『此処』から眺めてるこの時間が切なくも嬉しい。
『此処』ってのは旧交舎の美術室まるで外界と特殊なフィルターでもかけられているかの様に静かな場所、君がよく見える素晴らしい場所、そして君から最も離れた寂しい場所。
でもいいんだ、きっと近くに居たって僕は君に喋りかけたりなんて出来ない。緊張や感動で声なんて出せない。まるで声を奪われた『人魚姫』みたいだ。
だから僕は『此処』から君を眺めてるだけでいい、王子様の為に泡となって消えた人魚姫の様にこの想いが自分自身を破滅に招いたって構わない。
ただ君の笑顔を見ることだけが僕の幸せだから・・・・・
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