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2千XX年…4月12日…
「新しく入ってきた猫麹哩飲です、宜しく」
周りから変な名前と言う声が聞こえる…
まぁ変なのは名前だけではない…
そう、俺には秘密がある…
ーー職員室ーー
「初めまして、猫麹哩飲です…これから宜しくお願いします」
すこしちやほやされている俺…すると…
一人の男が近づいてきた
『初めまして、私は斎藤椥弥と申します』
「斎藤…サンですか…宜しくお...」
言葉が遮られる…
『新人ごときがあまりいい気にならないことですね…では私はこれで…』
……何だ彼奴ッ…何かやな奴…
(あぁ…斎藤か…あんま気にすんなよ?それより校長に会いにいけ、校長室にいるからよ)
この人は鷸サン…
怖い人だけどいい人だな…
「わかりました、では行ってきますね」
…歩きながら校長室に向かう…
ここ新鋭学園は
有名な男子校で…
恋愛そっちのけで仕事をやる俺に
ピッタリな場所だ…
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