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ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
「あ、来た♪」
音楽室の扉を開けると、既に３人が揃っており、ななかが俺に向けて手を振ってきた。
けど、俺が一番気になったのは………渉が既にここにいた事だった。
う～む……やっぱり渉は軽音楽関係だと真面目になるんだな。
普段とは大違いだ。
「ま、いいか。朝練、始めようぜ」
けど、とりあえず気にしないことにした。
俺は鞄を置き、持ってきていたギターケースを開けて、ギターを取り出した。
「おぅ、そだな。始めよう」
渉たちも楽器を構えて演奏の準備をした。
「行くよ～！ １・２・３……」
ななかが合図の言葉を上げて、合わせて俺たちも楽器を鳴らし始めた。
そして、俺たちの演奏が始まった───
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