今日と明日の狭間

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明日に向かう 眠りという名の 乗り物には乗れなくて それでも今日は終わっている 月も星もなくて ただ黒い空 寂しい夜空 太陽は昇らない 私だけ夜に置き去りにされた ……いいえ、乗らなかったのは私 乗り損ねたわけじゃない それでも明日はやってくる ならば今は眠らずに ただ朝の光を待っていよう 明日は誰にでも平等に やってくるのだから
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