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その晩ｱｸﾘｽ家では夫婦で会議が行われた
ｳｨﾝﾄﾞ｢ｻﾘﾙあの子はもうこの家には置いておけない･･･本当にすまない｣
ｳｨﾝﾄﾞの妻ｻﾘﾙは泣いていた･･･
ｹｲの犯した事は死罪よりも大きな罪だった
それはきっと家族全員が
いや･･･血縁の近い人達全員まで死罪にされる可能性があるだろう
ｻﾘﾙ｢なんであんな本をあの子が開いてしまったの･･･｣
ｳｨﾝﾄﾞ｢すまないあの本は誰にも見つからないと思ったんだ･･･まさか倉庫にｹｲが出入りしていたなんて･･･｣
そして２人は決断した･･･
ｹｲを棄てることを
２人はなんとしても
ｹｲを生かし続けたかったが
家に置いといては右目や異質な
魔力によって他の貴族達に
ﾊﾞﾚてしまうのを恐れた２人は
ｹｲを遠くに棄てるしかなかったのだ･･･
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