白い世界のはじまり

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透「私の名前、は… 緋南透です」 私の名前を聞いた途端に笑顔になる彼。 悠久『ゆきちゃんって、呼んでもいい?』 透「あ、はい。 じゃあ私は、悠久君って呼んでもいいですか?」 彼に名前を呼ばれたことにドキドキしながら、 同じように名前を呼んでみた。 悠久『もちろん。 あ、敬語はいらないからね! 多分同じぐらいの年齢だろうし。 僕は先日20歳になったばかり』 透「私は、18歳です」 私の年齢を聞いてから、彼が少し考えてから口を開いた。 悠久『高校生…?』 透「いえ。2月生まれなので」
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