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お婆さんの視線の先には、なんとなんと お馴染み大きな桃が流れてきた。
どんぶらこ~どんぶらこ~
そんな効果音に違和感を感じながらも、お婆さんは桃を自分の方に引き寄せ、陸に上げた。
『あまり綺麗な形はしておらんが…持ち帰ってみようかの』
と、お婆さんは家に持ち帰り、マジマジと桃を見詰めている。
既に洗濯物など忘れていた。先ほど浸からせた服がどんぶらこ~どんぶらこ~ と流れていったのは秘密。
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