一刀両断

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お爺さんが下山してきた頃にはすっかり日も暮れ、辺りは暗くなり始めていた。 お爺さんが家に入るやいなや、超アメリカンサイズの桃を見てびっくらこいた訳だ。 『婆さんや、こりゃあ一体…!?』 とお爺さんが驚いた様子で聞くと 『それが…わしにもよう分からんのじゃが 川の上流から流れてきおってな…』 と、お婆さんは答えた。 それから この桃をどうするか?ってことなのだが、まぁもちろん こうに決まってる。 『爺さんや、とにもかくにも この桃を食してみんと思う』 『そうじゃな、わしもそう思とったとこじゃ』
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