しんちゃん

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「行ってきマスの寿司~~~~~~。」 あいかわらずの言葉といっしょに、しんちゃんは家から飛び出していった。 上着をつかんだまま、口にパンをおしこんでいるところを見ると、今日もちこくなんだろう。 特に今年は、しんちゃんのママいわく『ジュケンセイ』というやつだから、さらにいそがしくなったらしい。 たしかに、ここのところのしんちゃんは、僕にかまってくれなくなった。
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