最後のプレゼント

出会い

結･ﾏｷ:｢………？｣

愛:｢ねぇ!よくない!?｣

私はピンとこなかった。
愛ちゃんはなんで大工さんという職業をそんなにいいと思っているのだ？
まぁ大工という仕事はとても男らしいし、かっこいいイメージはあるけど……愛ちゃんがあまりにも、もったいぶって言うから

私はてっきり…医者とか…弁護士のたまごとか、そんなのを期待してしまった➰

結:｢何で大工にそんなに興奮してんの？｣

愛:｢だってかっこいいじゃん！｣

結:｢…まっいっか！そうだね！大工さんってかっこよさそう！｣

私とマキは夕方の６時に駅で待ち合わせをすることにした。

学校が終わりチャイムと同時に私とマキと愛ちゃんは教室を出た。

私とマキは同じ方向なので、愛ちゃんと６時３０分にお店で待ち合わせの約束をしてダッシュで家を目指した。

合コン慣れしている私だけど、この日だけはなんだか違った。