一期一会

6/10

122人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
静かに会議は進められた。順調に話は進み終わりに近づいた。その時 「……あ」 白蘭が一言、言葉を漏らした。一斉に全員が白蘭を見た。 沈黙の場を引き裂いたのは、桔梗だった 「……どうしたのですか?」 白蘭は笑顔になっていた。 「桔梗、あの子でしょ?まさか本当にいるとはね女性が。」 そう言うと委員長はその女性を見てこう言った。 「あぁ、麗さんですか。流石ですね白蘭様。お目が高い!麗さんはこの機関の最高ドクターなんですよ?」 「ふーん、麗チャンって言うんだ。よろしくね」 そう言って席を立つと、委員長やドクター達は全員が一礼し真六弔花を見送った。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

122人が本棚に入れています
本棚に追加