別れ

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ある時、僕は君に呼ばれた。 僕は君より先に言われた場所に着いた。そして、少ししてから君が来た。 君とは社会人になってから仕事が忙しく、1年以上会えてない。 僕はちょっと緊張した。 すると君は― 「もうすぐ…結婚するんだ…」 僕はただそれを小さい声で「うん…」としか言えなかった。 そして、君は僕に背を向けて歩いていった。なんだか少し悲しそうだった。 僕は― 悲しかった。 けど、僕も背を向けて歩きだした。 そのあと、君はふりかえり僕に聞こえないようにつぶやいた。 「さようなら…」
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