34人が本棚に入れています
本棚に追加
どこかの長閑な風景が広がる縁側に一人の老人が座っていた
『どうじゃお前さん』
老人は何かを撫でながら独り言を言った
『おっ、気に入ったか
お前さんは面食いじゃのぅ
まぁ、わしの孫じゃからな』
老人は老人らしい笑い方をする
『おりょ?
そう言われたら返す言葉が無いのぅ』
老人は楽しそうに何かに話し掛けていた
『すまぬがお狐様
孫に関しての頼みがあってのぅ…………頼むぞ』
老人は何かを言った後に眠った
最初のコメントを投稿しよう!