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――――――
?「―…っ! …き… 」
ん?
声?
誰だろ……?
なんか私呼ばれてるような―…
「咲!!」
パチッ
?「やっと起きたぁー」
ん……?
咲「……あっ菜耶……?いつの間に来たの?」
菜耶「いつの間にって……もちろん咲が爆睡してたときよ。」
この子は宇榎 菜耶(ウエノ ナヤ)私の小学校からの友達。
見た目はまだ幼そうな可愛い子なんだけど………キレると怖いんだよね;
咲「そりゃまぁそうだろうね……つか菜耶席どこ?」
辺りを見渡しても菜耶らしき鞄が見つからない。
……私の視力が落ちたのかなぁ?
菜耶「席?……あぁ、ローカ側から1列目の前から4番目だよ。ほらあそこ」
って言って自分の席を指差した。
あっ……あれか。
咲「席遠いね。」
鞄が丁度男子で隠れててわからなかったや。
良かったぁ、別に私の視力が落ちた訳じゃなかったんだ。
菜耶「そうだねー。授業中咲と喋れないね」
咲「そんなのやだなぁー…」
授業中暇すぎて寝ちゃうよ;
って寝たら駄目じゃん!!
菜耶「まぁ組が同じだっただけでもまだいいじゃん」
咲「……そうだね」
キーンコーンカーンコーン……
ガラッ
菜耶「あっ先生だ…んじゃぁ席に戻るから、また後でね」
咲「うん」
そう言って菜耶は自分の席についた。
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