9人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっぱり空港付近じゃあ駄目だな…都心の方に行ってみるか…」
サンフィエロの都心部へ行き、ようやく英語を話せる人と出会った。
嫌に饒舌な野郎だったが。
「ああ俺様に聞いて大正解よ!あんた観光客だろ?なら"The visage"!!もうちょい安い方がいいか?なら"The emerald isle"!!ここで決まり!!両方共ラスベンチュラスにあるぜ!ロスサントスにもホテルは疎らにあるが…朝日を拝めるかどうかは運次第だ。」
「治安の問題ってことか…サンフィエロにはねえのか?」
「ハハハ!!あんた本気かよ?アッハハ!!流石は観光客だぜ!サンフィエロはオフィス街みたいなとこだぜ?サンフィエロにあるもんと言ったら…犬のクソに汚職議員を脅かすチャカ、中身だけ変えられた処方せん。そんくらいだぜバカ野郎!ホテルなんてあるわきゃねぇっつー…」
カチャ
「・・・・・・おいあんた。何の真似だ…?」
「見てわかんねぇか?お前が言ってたチャカだよ。俺はリバティ出だ。ここにいるだれよりも気が短ぇ。てめぇのようなダラダラと人を小馬鹿にしたように喋る奴が一番嫌いなんだよ。」
「…な、なぁおい。・・・見てわかるようにあんたの周りには人がザワザワといるんだぜ?こんなところでチャカ持ってんのがばれてみろ!す、直ぐ様通報されてブタ箱行きだぜ!」
「・・・・・俺はこれから大事な用事がある。サツに嗅ぎ回られたら困る大事な大事な用事だ。だからここで注目を集めるわけにはいかねぇ。」
スッ
「てめえは運がよかったぜ。…ありがとよ・・・・・。」
そう言いトニーはラスベンチュラスへと向かった。
「ななな、なんだあの野郎!!リバティ出だと?調子に乗りやがって!!ファック野郎が!」
「・・・・・ちびっちまったぜ。」
最初のコメントを投稿しよう!