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月の夜
今も耳に残っている楽しげな声まるで幻聴のように頭に響いている
いつも楽しくした後の静けさが私を昏い闇に落とす
心に広がる孤独感
寂漠が支配した部屋の隅
膝を抱えて涙を堪え声を殺した誰にも気付かれないように
笑顔の裏
潜んでいる孤独
誰にも悟られないように
偽の笑顔の作り方をいつの間にかに覚えていた
気付いて欲しい
気付かないで欲しい
願いは矛盾したまま平行線
今日も独り昏い闇を見つめ空に月を探す
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