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鋭い声と共に、刃の動きが止まる。
「ク、クロー殿…それにリナヴェル殿まで…」
「下がれ。そう言った筈だが?」
クロー殿と呼ばれたガタイの良い男の声に、青年の足が止まる。
「クロー…?お前、あの時のクソガキか?いつの間にかでかくなりやがって…元気そうで何よりだ」
「!?お前、誰だ」
「さぁ…?誰だったかな。少なくとも、お前の親父なら憶えてんじゃねぇの」
「貴様、先程から黙って聞いていれば何たる無礼を…っ!!」
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