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少女は意地悪く笑う。
しかし少女の淡い金色の瞳には憎悪の炎が鋭い光となって寝間着の男を射抜き、笑ってはいなかった。
「…!!其方、まさか…!?」
「そう、そのまさかだ。…私の本当の名はスノゥ!お前が滅ぼし損ねた正真正銘、最後の白銀ノ民だ!!」
「「―陛下っ!」」
バタバタ
「おぉ、リナヴェルにクローか!礼を言うぞ」
「…っ。やはり、貴方達も…」
「「??」」
[スノゥ、退くぞ。月が沈む]
「っ!次相見える時、汝の呑んだ我が一族の血、すべて返して頂く」
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