第三楽章:上司と部下

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二人はその少女の反応に固まった。 「こら、ルティスっ!!サボるな!そしてお客様を困らせるな!!」 「あ~まだお話ししたい~!」 ルティスと呼ばれた少女は男に引きずられていく―。 その様子を、リナヴェルはやや呆然と、クローは理解不能といった体で見つめた。 「…面白い人もいるんですね…」 「珍しい人種っすね」 二人はそう話しながら道を歩いて行った―。
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