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「…っ!何故、貴方達が賊などに成り下がっているんですか!?」
「…それが、あの子の望みだからだ」
「国主を殺すのは、」
「あいつへの復讐だ」
「「!!?」」
二人の中に映像が流れ込む。
[やめて、ヤイロ。もう二人は十分苦しんだ。私個人の問題に、他者を巻き込む必要はない]
「!ユキ!?」
[…できれば、忘れたままでいて欲しかった。知らないままであったなら、貴方達は迷いもなくいれただろうから…]
「ユキ…?」
[今日は帰って。今度は私から行くから…その時、訊きたい事にはすべて答えるから…]
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