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「はっ、それでは失礼させて頂きます」
そう言い頭を下げ、玄徳達は幕を後にした。
「曹操・孫権及び二人の軍師もしくは策士は残ってもらう、残りの者は明日の作戦に備え各々休みなさい」
董卓の命令を聞きいれ、各自は董卓の幕を出た。
幕の外は薄暗く、星々が白く輝いていた。
「奉先」
子獅の言葉を背中越し聞き。
「分あってるよ、劉備達の所に行くぞ」
そう答えた。
「その話し、俺も混ぜて貰えるか、雄二……いや、呂布」
自分の名前を言い直す声に反応し、奉先と子獅が振り向くと笑みを浮かべる元讓と複雑な表情をした妙才が腕を組み立っていた。
「着いて行くのか……元讓」
「ああ……アイツらが俺の知ってる3人なら朴ってく訳にいかない」
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