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そんな私が君に出会った。
君は憧れの人で、とても遠い存在だった…同じ会社で働く上司で、スーツがとても良く似合う君に私は恋をした。
だけど、当時私には彼氏がいたし、君には同棲している彼女がいた。
もちろん私の気持ちを知る者は会社には誰もいなかった。
奈津には話してたけど…
私は君の一つ一つのしぐさがとても好きで、よく奈津の前で君のマネをしては盛り上がってた。
とくに一番好きだったのはけだるそうに上を向きながらタバコを吸う姿だった。
休憩室で一緒にタバコを吸う時間が凄く楽しみで、普段は絡む事のない私達の唯一近づける時間だった。
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