ただの落書きだよ!

3/6
前へ
/6ページ
次へ
三毛猫と 世間の しがらみ で 暮らし はじめて 2ヶ月 人 嫌い 猫 嫌い の ネコが ひざの うえで ねている 一度も 機能として 使ったことが 無い 目覚まし時計 秒針 の 音が やけに 大きく 感じる 部屋 安心 しきった 寝顔の 小柄な 三毛猫 なぜか イカリガ こみあげ 目の前の 壁に 叩きつけ こなごな の 赤い 肉片 に したい 衝動 を 押さえ ネコの 静かな 寝息 を かぞえて いた そのときの ネコは 自分の 居る 空間には 異物 だった それから 12年 三毛猫の 存在が 自分を ささえて いた 今は つちに 還った ゼロ ではない はじめの いちimage=378786890.jpg
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加