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事件が起こったのはそう遅くはなかった。
ある日、またいつものようにアルフレッドは私を教室まで送った。
アルフレッドはぶっちゃけニート。
今まではみんな彼の事をきにとめなかった。
しかしこの日は違った。
みんなはアルフレッドを見て騒ぎ立てる。
きっと今までは早い時間に教室へ行っていたから、みんな気づかなかったんだろう。
しかしこの日は奈緒は遅刻寸前。
アルフレッドに一緒に来なくてもいいって言ったのに彼はついて来たのだ。
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