初めての寛解導入療法

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8月30日 いつもの点滴。 担当医師の話があった。 正式名が急性リンパ性白血病で1週間後にどの遺伝子が悪いか出るって だから、いまは、リンパを殺すステロイドを始めて悪化を防ぐんだってさ。 あと、髄注。脳内でがん細胞が出来ないように、抗がん剤をいれる。麻酔もしてくれるから、骨髄液よりは痛くないらしい。 定期的あるらしい。 染色体の異常ですっげぇ運悪いのが出ると処置が利かないのが、あるらしく…治りやすい形が出るの祈るしかない。 まーちゃんにも私の病名が教えられたらしい。 骨髄移植の可能性もあるから、一番合いやすいのが兄弟間なんだって、で、合えばドナーになってくれるって。 まーちゃん、いい子に育ったなぁ。 そして、クリーンルーム(無菌室)の説明うけた。 まぁ、ベッドから基本的に動かずじーっとしててって。 だんだん看護師さんの名前は分かんないけど、顔はわかってきた。 聞けばいろいろ教えてくれるし、勉強になるなぁ。うん。 加熱したものや乳酸菌とかの菌はダメなんだって。 面会は身内(5人指定)だけ、1日1時間程度、一度にひとりのみだそうです。徹底してるなぁ。 話相手的にはまーちゃんがベストだけどね。 荷物持ちやパソコンはお父さん、バスタオルとか必需品、食糧はお母さんって感じだ。 しっかし、ぶくぶく太って、髪の毛抜けるって中年のオッサン体形になっちゃうな。 お父さんだって、痩せてるし、髪の毛抜けてないのになぁ。
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