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「耀…本当に菊に害はないんだろうなぁ?」
疑わしそうに耀を睨みつけたままアーサーが尋ねると
「効果てきめんだけど、ちょっと副作用がない訳じゃないあるよ?」
何言ってんだ?という顔で耀は答えて点心へ。アルは苦しむ菊の姿に、ついに元凶とおぼしい耀に視線を向け、
「っ耀!…何をしたんだい?いくらHEROの俺でも、これ以上は笑えないよ…」
珍しく静かに怒りを見せて耀を糾弾する姿勢を見せてゆく。
「みんな怖いあるな♪
なに、菊が老体には辛いとか愚痴ってたから、ある効果のある秘薬を飲ませただけあるよ?
若返りの効果のある秘薬をね?
ただ劇的に強く効くから副作用として今の菊みたいな状態になるあるが……あと少ししたら治まるあるよ?」
あっけらかんとした顔で答えた後ニヤニヤとした顔に変わって、秘薬の説明をしてさらにお茶へ。
「若返りの…」
「秘薬だとぉ…!?」
耀の説明に二人はあまりに突飛な効果な事を聞き思わず菊を見つめ、薬の効果を交互に叫ぶルートとアーサー。
「Why本気かい?」
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