小さいって事はいい事だよね!

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 アルとフランシスは思わず同時に叫んで、相手を見て固まった。 「………!?」  ルートとアーサーの二人もフェリの登場と行動に絶句し、硬直する。 「ふぇ、フェリさん?私、貴方より年上なのでそんな風に扱われても困るんですが…」  困惑した顔でフェリを諭そうとするが体が小さいせいで余計に上手くいかず、結局は撫でられまくるという結果に。 「…………ねぇ?今まで黙ってたんだけど僕だけ仲間外れにしてない?」  それまで黙って様子見てたらしいイヴァンが黒い微笑みを浮かべながら参戦して来ようと近付いて来る。 「ヴェ!だって可愛いんだもん!」  それに気付かないフェリは可愛い可愛いと言いながら抱き着き、ほお擦りの嵐。 「イヴァンいるなら居るっていってくれよ、びっくりするじゃないか?」  アルはそう言いながら再び菊に近付き、撫でようと掌をワキワキさせながら手を菊の頭に伸ばす。
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