小さいって事はいい事だよね!

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 菊は耀の言葉に頷き飲む事を伝えてニコッとする。 「菊は今飲まないのあるか?」  菊の言葉に今か今かとワクワクと期待した目で見つめ、それを見た菊はうっと呟き、効くらしい特効薬?を逡巡した眼差しで、 「……流石に水なしで飲むのは…」  と、苦笑しながら言葉を濁らす。 「おっと、それはすまないある!あっちに食堂あったはずだからそこで飲むといいあるよ?」  菊の言葉を聞いて悪びれない笑顔で食堂を指差し教える耀。 「それは…ありがとうございます。では会議が始まる前に急いで飲んで来ますね?」  フワッと微笑んで耀に軽く会釈して、そそくさと食堂へ向かう菊。 「分かったある!」  食堂に向かう菊に手を振り自分も何処かに向かう耀。 「せっかく王さんが下さったんですし、飲みますか。そろそろ会議開始の時間ですしね…」  そんな独り言を言いながら薬を口に入れ水で流し込む。 「…ふう…薬も飲んだ事ですし、会議に戻りますか」  一息つくと食堂から足早に出て、間に合うよう急いで会議室に向かう菊。
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