小さいって事はいい事だよね!

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「……菊?何かおかしいぞ?どうした?」  菊の様子を不審に思ったアーサーが肩を叩こうとした時、 「アイヤー!うっかり遅れてしまったあるよ!みんな済まないあるね!」  耀が全く悪びれる様子もなく会議室にテケテケと入り自分の席に座ってお茶の用意を始める。  アルがふて腐れていれば相手の異変に気付き駆け寄って 「菊?大丈夫かぃ…」  しっかりするんだ等と菊の隣で言いながらうろたえ始めるアル。 「……っ…体が…ぁ…あつ…い…んです…」  菊はとうとう苦しそうに体を屈め、平静を装う事を放棄した。 「菊!?」  アーサーは慌てて菊の肩を持ち支えようとして、 「菊!どうした!?」  ルートも異変を感じ説教をやめて菊に駆け寄りアーサーと同じく肩をさすってうろたえ始める。 「あ~中国四千年伝来の薬が効いてきたあるね」  耀だけ呑気な顔で手をヒラヒラとしながら自前のお茶を片手に問題発言をする。
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