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「わぁー……!」
階段を降りると、そこは上の銀世界と真逆の真っ黒な世界。ゆらゆらと揺れるランプの光が頼りなく燃えています。
「すげー!」
あっちに行ったりこっちに来たり。プラリネは感嘆の声を響かせながら走り回ります。
――冒険心が収まらず、さらに奥まで行こうとした時でした。
「こら、勝手に入っちゃダメだよ」
「んー?」
声のした方に振り向くと、プラリネの知っている人物が階段を降りてきました。
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