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「む、何か言ったか?」
「ううん何も! それよりさ、何やってんの?」
プラリネは青年と鉄クズの間に割り込んで聞くと、青年は言いました。
「錬成の材料にするんだ」
「へー! おにーさんは錬成術師なんだ!」
「ああ」
キラキラと目を輝かせてプラリネは言います。
「何かやってみせて!」
「ふむ、何が良い?」
青年の言葉にプラリネは一層目を輝かせました。背負っている大きなカバンから、ゴソゴソと何かを取り出すと青年に渡します。
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