【緑のアナグマ】

6/6
前へ
/39ページ
次へ
 プラリネはゴーグルを付け替えると、落ち込む青年を気にもせず走りだしました。 「じゃあねー!」  お気に入りのゴーグルをかけて走ります。 「うーん、気持ち良い!」  どんどん変わる景色、色んな街を見て、色んな人に会って、また会えたら嬉しいな。 「あ、名前聞くの忘れた!」 ――気付いたのは、隣町に着いてからの事でした。 -fin-
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加