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それから3日たった。
俺は、あれから休憩中などに
いつも帆乃香を目で追っていた。
何故かは自分では分からなかった。
「次元、この頃帆乃香の事、よく見てるねー」
いきなり凜がそう言った。
「もしかして好きなの?」
『わかんない。』
「次元君、自分の気持ちもわかんないの?」
奈々が話しに加わってきた。
『んー、好きなのかは分かんないけど、気になるっていうか…』
「じゃあさ、帆乃香が今みたいに元太と楽しそうに話してたらどう思う?」
凜に言われ、帆乃香と元太を見る。
本当に楽しそうに話している。
『嫌だ。元太と楽しそうに話してほしくない』
即答だった。
「好きなんじゃん!」
「気付いたなら急いだ方がいいよー」
奈々、凜の順に一言言えば
2人は元太の所に行き
話し始めた。
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