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「…はぁ。とっしーは頑固なんだね。」
「ぷっ」
「だぁれがとっしーだゴラぁ!」
「とっしーがあたしの事お前とか言うからでしょ!」
ぷぅっと頬を膨らませて拗ねる姿はどうみても子供だ。
「朱音。真面目な話だ。」
名前を呼んでくれた事にぱぁっと顔を輝かせ、姿勢を正した。
「お前の情報がどこまで正しいのかがわからねぇ限り、お前を頼りにするつもりはない。」
「また、お前に戻ってるしぃ。ま、黒王子だから仕方ないか。これが俺様キャラの醍醐味だと思えば萌えん事もない。」
「なーにブツブツ言ってやがる!」
「いえ、コッチの話です。それで情報の正確さですよね!んー…あたしの記憶力は抜群なので歴史が正しく伝わってさえいればまず、間違いないですね。」
「正しく伝わっていれば、ねぇ。」
イマイチ納得できない土方に対して朱音はある提案をした。
「ではまず、自己紹介がまだですしそれも兼ねて皆さんの名前当てをします!」
「わぁー面白そうですね!」
「そんなの当てれるのかよ?」
「ハッキリした写真等はなかったので確証はないですけど、特徴などは全部暗記してますからね。さっきそれで齋藤さんがいないの当てれましたし、任せて下さい♪
じゃあまず…そこの2人!脱いで下さい。」
「「は?」」
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