プロローグ

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「でも朱音、最近働きすぎだよ。少しは体を休めることも大切よ??」 美樹は毎日働く朱音を心配していた。 「心配してくれてありがとう。でも休む時は、ちゃんと休んでるから大丈夫だよ!!じゃあ遅刻しちゃうからまた明日ね。ばいばーい!!」 可愛らしい笑顔で微笑むと朱音は走って教室を出て行った。 残された美樹は悲しい顔をして笑ってた。 「休めって…それが無理な事知ってるのにあたし何言ってんだろ。見てるだけしかできないのかな…」 1人呟いた言葉はいつのまにか復活した生徒達による喧騒でかき消された
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