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い「えいっ」
ボフッ
と、音をたててベッドへダイブ!
「やっぱりふっかふかだ気持ちいい」
ゴロゴロ猫みたいに転がった後
ベランダへも行ってみた。
「いい眺めー」
この屋敷は、高い丘の上にあるため町が一望できる。
ソヨソヨと吹く風に吹かれていると
?「ふふふっそうでしょ?」
誰かの声が聞こえた。
その声のする方を見てみれば
優しげなご婦人が、こちらを笑顔で見ていた。
「あなたが依紀ちゃんね?
留守にしていてごめんなさいね
今日のパーティーのためにお買い物していたものだから」
確かに両手いっぱいに
重そうな荷物を持っている
い「あっはい雪永依紀です
すぐ行くんで待っててください」
そう言い残すと、ご婦人の所へ走って向かった。
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