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そう。 私は泣いていた。 夢を見て、 泣いたのは 初めてだった。 「大丈夫です。」 私はそういって 目をこすった。 「どんな夢を見たの?」 先輩は興味深深という 風に聞いてきた。 「夢の中に、私が いたんです。 私の前には男の子が たっていて、私は そのこにお兄ちゃん って言ってたんです。 その男の子は私に るーって言って きたんです。 そこで目が覚めました。」 先輩には話せるような 気がして、話した。 「なんか、懐かしい 感じがしました。 私、7歳までの記憶 がないんです。 もしかしたら、昔の 思い出かな?」 先輩はびっくり したような顔をしていた。 多分、記憶がないって ことにびっくり したんだ!!
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