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大毅は元々、あたしの隣の隣の県に住んでたあたしより学年的には2つ上の高校3年生だった。
彼とは波長が似てるのか、趣味や考え方まで似てるところがあって、すぐに仲良くなった。
メールは1日数通のペースだったが、それがものすごく長文のメールで、大毅のことをたくさん知ることができた。
メル友(?)みたいな人で、初めて電話もした。
最初はそれこそ緊張したが、喋っていくうちに元から知り合いだったかのように話せるようになっていた。
そこから大毅のことは「今までとは違う存在」と、あたしの中で認識されていった。
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