12月の終わり
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12月の終わり
もうじき1月がくる 不安なんだ 雪が降るたび 君が消えていくようで 僕が少しずつ消えていくのに 君を縛り付けたまま 僕はまだ君の傍にいたい 街の灯りも見えない白い壁 花柄の見飽きたシーツ ブラインドの隙間からうっすら見える景色に未来はない 君が重ねた指先が冷たくて 僕は力強く抱き寄せたいのに 思いだけ溢れて 一筋の涙がこぼれた
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