悪魔の右腕

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リョウ「待たせたな。オレは荊の脚のリョウだ。お前が悪魔の右腕のセイジか」 セイジ「あぁ。そうだ。速くヤろうぜ?金髪野郎?」 始まった。 悪魔の右腕〓荊の脚の戦いが。 バキ‼バキ‼ リョウ「くぅ‼お前ほんとに強いな。」 セイジ「おらぁ‼」 ボグッ‼ セイジの右腕がリョウの左の頬に入った。 リョウ「ぐぅあ‼ハァハァ」 セイジの勝ちは決まっていた。 あと一回殴ればリョウは墜ちる。 そしてセイジはある事に気づいた。 セイジ「お前なんで蹴らないんだ?」 セイジはリョウに近寄る。 リョウ「甘いな」 バキィ‼ 一瞬セイジには何が起こったか理解できなかった。 セイジ「ぐあぁあぁ‼左腕がぁ‼」 リョウ「オレの負けだが、お前の左腕は潰した。確実に折れているだろう」 リョウは立ち上がって、廃ビルを後にした。 セイジ「ち、畜生‼絶対に次会ったら潰す‼」
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