悪魔の右腕

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サユリ「今度は、私が動く」 猫部「サユリさん?良いんですか?」 同時刻。 深夜11時20分。 紅子「悪魔の右腕なんか、ほっとけば良いじゃないですか‼あんなヤツ‼」 サユリはタバコに火を着けて、一服しながら。 サユリ「バ~カ。今、セイジを叩かないでどうする?私だって、月光花がナメられるのがイヤなんだよ。」 「笹部 サユリ」 通り名、夜に咲く花、月光花。通称、月光花。 サユリ「今‼アイツを叩けば、私の名が、上がるんだよ‼月光花ってね‼」 猫部「でも、大丈夫ですか?悪魔の右腕は相当ヤバいって噂ですよ?」 紅子「そうですよ‼もしも‼サユリさんが怪我でもしたらどうするんですか?」 ギィィン‼サユリが横にあったバットを床に叩きつけた。 サユリ「もしも?私が?怪我でもしたら⁉」 サユリは、腹を抱え笑っている。 サユリ「有り得ないわ‼私が負ける筈がないもの‼」 猫部「サユリさん?もしもですよ?もしも負けたらどうするんですか?」 サユリ「もしも?そんな不確かな事を言わないで‼」 ギィィン‼っとバットで壁を叩いた。 猫部「すっすいません。」 サユリ「大戦は1ヶ月後よ‼それまでに、悪魔の右腕について調べてちょうだい‼全部よ⁉全部‼わかった?」 猫部「はい‼」 紅子「はい‼」
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