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拓也「…あれ?1年の和田くんは?」
あぁ~ッ!!!
そういえばあの小さい男の子いないかも……。
藤嶋先輩って記憶力いいなぁ…
てか私の記憶力が悪いだけ?
桐山「えっと…和田君は今日熱で休んでます。」
熱…かぁ……
そういえば最近風邪とか全然ひいてないなぁ~
拓也「…そっか。まぁでも今日は顔合わせだけだから大丈夫だね。桐山さん、ありがとう。」
藤嶋先輩『必殺王子様スマイル』。
桐嶋さん顔赤すぎ…
藤嶋先輩に悩殺されてる…!!!
先輩は危険人物リストに載せておかなくちゃ。
拓也「じゃあ…今日は解散で。」
生徒会一同「「「ハイ」」」」
そう答えるとみんなぞろぞろと生徒会室から出て行く。
私も、生徒会室から出て行こうとドアを開いた…
拓也「片瀬さん。」
藤嶋先輩が私を呼び止めた。
ちひろ「はい、何ですか…??」
拓也「一緒に、月間生徒会便りの文章考えてくれる?」
……月間生徒会便りの文章??
ちひろ「むっ…むりです!!!私なんかにそんな難し「「大丈夫。アイディア出してもらうくらいだから。」
藤嶋先輩は私に微笑みかける。
……目が…
全然笑ってないように見えるのは気のせいかな………??
ちひろ「でもっ私なんか全然約に立ちませんよ?!あの…
高井先輩とかの方が……。」
私がオズオズとそう言うと
穏やかな先輩の顔がみるみるうちに歪んでいった。
こっ…怖い………
拓也「チッ」
ちひろ「……?!?!?!」
今…藤嶋先輩
舌打ち……しました…よね??
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