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拓也「じゃあ、全員揃ったことだし軽く挨拶しようか。」
生徒会のﾒﾝﾊﾞｰ達がゆっくりと椅子から立ち上がる。
もともと会議室だったところを生徒会室として使ってるから
会社の会議っぽい。
拓也「じゃあまず俺からね。
…今日から、生徒会長を務める２－Ａの藤嶋拓也です。
1年間、迷惑掛けたりするかもしれないけどどうぞよろしくね。」
先輩はまた爽やかなまぶしすぎる位の笑みを浮かべた。
私の隣に立っている
眼鏡の女の子…桐山さんの顔は真っ赤かだ。
……これは…
惚れてるな(笑)
可愛いもんだ。
拓也「じゃあ……次は高井くん。時計周りでいこう。」
高井「生徒会副会長の２－Ｃ、高井秀行です。よろしく。」
高井先輩は黒ﾌﾞﾁの眼鏡を上にあげる。
……仕草とか名前とか優等生っぽい…。
拓也「じゃあ次は桐山さん。」
おぉっ桐山さんの番♪
桐山「生徒会書記の１－Ａの桐山葵です。
少しでも会長の力になれたらと思います。
よろしくおねがいします。」
……生徒会じゃなくて
会長???
かなり好きなんだなぁ…
私は吹きだしてしまいそうになるのを必死にこらえた。
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