はじまり

3/3
前へ
/59ページ
次へ
正直自信がなかった…。ただ私が仕事を始めようと思ったきっかけになったのは昔からお姉ちゃんみたいになりたかったからだ。私とは正反対の性格の持ち主であるお姉ちゃんは昔からいつも元気で言いたいことをはっきり言い、常に回りを笑顔にさせいつも私のことを守ってくれる強い存在だった。泣いてる姿は一度も見たことはなかった。それに比べて私は内気な性格でいつも良い子で通り、ワガママを言わずにずっと我慢してきた。回りからはお姉ちゃんみたいねと言われてきた。私は自分が傷付くのが怖かっただけで常に良い子を演じてきただけだった。だからこそいつもお姉ちゃんに憧れていた…。そんな自分を変えたくてヘルパーになったのかもしれない…。
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加