序章

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「・・・・・・か・・・母さん」 そこには一人の少年が座り込んでいた 「・・・俺が・・・俺がやったのか?」 少年の手にはナイフ、そしてそれは赤く染まっていた 「・・・また・・・神からの命令かよ・・・・・・」 母さんの最後の言葉が頭によぎる 『キョウヤ・・・私を殺しなさい・・・これは神様からの命令・・・逆らってはいけません・・・さあ、早く私を・・・』 「神なんて・・・神なんてぇ!」
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